日本古来の風習のお盆や彼岸の墓参り、近頃は形骸化して只、億劫だなと感じることも。
もし私が死んだ後、果して子供や孫達はお墓参りをしてくれるだろうか?
そんな事より眼の中に入れても痛くない愛犬のサチと一緒のお墓に入りたいなあ
そう思い、子孫達が進んでお墓参りに行きたくなることと
私が愛犬のサチと同じお墓で永眠出来る一石二鳥の名案を考えついたの
最後までお読みになって下さいね。
生きてる人が進んでお墓参りしたくなるのはどんな時?
そもそも忙しい日常を過ごしていると、お盆休みだからとかお彼岸だからとかで
殆ど、義務的にお花とお線香をスーパーで買ってお墓に向かうという方が大半ですよね
では、自ら進んで墓前で手を合わせたいと思うのはどんな時でしょう?
人生の岐路で迷った時、先祖の霊に伺いを立てたい
人生の壁にぶち当たった時、先祖の霊に救いを求めたい
人生において成功を成し遂げた時に、先祖に報告や感謝をしたい
・・・・と概ね、こんなところでしょうか?
参拝対象のとなる霊の存在が非常に大事
前の章で人が、進んで参拝したくなる心境を考えてみましたが
あなたのお爺ちゃんやお婆ちゃんなど自分より先にお墓に入っている御先祖様に
手を合わせて何かをお願いしたいとかは・・・正直余り思ったことないですよね
私も墓参りで手を合わせる時は、父親の事を思い浮かべますが感謝の気持ちこそありますが
父の霊に逢いたいとかは深く思った事なんかありません
まして、私がお墓に入った後に子供達が私の霊に逢いに行きたいなんて絶対に思わないでしょう
日本は戦後、80年近く過ぎ平和な時代が尚も続こうとしています。
戦中に生きた私の母などは戦死した先祖達の霊の供養に墓参りは欠かせないようですが
私たちの生きた時代は様変わりしてしまったようです。
長い平和な時代が続いた結果、必ずしも先祖の霊が参拝の対象にならないのかなあと思います
改めて、参拝の対象となる霊のあり方も考えさせられますね
愛犬と一緒のお墓に入りたい
私もそろそろお墓に入る日のことを考える年齢になります
愛犬のサチは私は元より配偶者や子供達にとっても家族の中心的存在で無くてはならないものです
家庭が困難に襲われて家族がバラバラになったときも彼の無邪気な愛によって救われてきました
そんなサチも今年で15歳を迎えます
きっと私たちよりも先に旅立つことでしょう
確実に来るだろうサチとの別れの日のことを思うと今から胸が締め付けられます
「サチがあの世へ旅立ったら私もすぐにサチのところへ行くからね」
そんなことを空想しているだけで何か自らの死ですら怖くなくなるから不思議です
わたしは、どうにか考えてサチと一緒のお墓に入ろう真剣に考えています
愛犬の霊を参拝の対象にしょう
昨年は父の七回忌で、親族が集まり久しぶりに賑やかに過ごしました。
母が気を使って孫やひ孫達も連れてくるように呼び掛けたのです
私は法事を行う意義というものを改めて痛感しました
死者の霊が現在を精一杯生きる者を集わせるという大切な役割があるのでしょう
決して、先祖の霊に心から逢いたいという思いで手を合わせる者など一人もいないけど
これはこれで意味は充分にあるのだと思います
私は、ふと墓前で手を合わせた時に「もし、サチがこのお墓の下で眠っているとしたらどうだろう?」
「サチ、今日はみんなでお前に逢いに来たよ」
「みんなも頑張るからサチも見守っていてね」
と心の中でお祈りするに違いないと空想しているだけで目頭が熱くなりました
隣で不思議そうに首を傾げながら私の顔を覗き込む母に気ずいて慌てて目頭を押さえました
そうだ、やっぱり私はサチと一緒にこのお墓に入ることにしょう
そうすれば、子供達もきっとサチに逢えるのを楽しみに此処へ来ることだろう。
ペットと同じお墓に入る方法
現在は、ペット埋葬可の霊園も増えているようですが、新しく購入する意思はなく
私の場合は先祖代々が古くから眠っているお墓に入る為、例えお寺の許可が下りたとしても私の一存で決めることは出来そうもありません(先祖達にお伺いをたてることなど到底無理です)
そこで私は考えました
サチが亡くなったら火葬しますね。
そしたら遺骨を保管しておいて、私が亡くなった時に棺にサチの遺骨を入れて貰うと遺言します
(法律でペットの遺骨を人間の棺に入れることは問題ないそうです)
これでめでたくサチと私は同じお墓で眠ることが出来ます
サチが先祖の墓に眠ることできっと子供達が愛するサチに逢うためにお墓に来てくれます
サチのお陰で私の霊も子供達と逢うことができます
こんな私でも霊となって子供達を見守ることが出来そうです
まとめ
如何でしょう?
私の思いついた名案を試してみませんか?
あなたがお墓で手を合わせる時思い浮かべるのはどなたですか?
精一杯の愛情を注いでくれたお母さん?
それともお世話になった中学校の先生?
もしかしたら、仕事を教えてくれたお師匠さん?
そんな人なんか一人もいなかったよ。それでもいいじゃないですか。
でも、困った時何かにすがりつきたいと考えるのが人間の性ですよね。
そんな時、お墓に手を合わせてそっとお願い事をしてみたくなる。
思い浮かべるのは必ずしも人でなくてもいいですよね。
それが、たとえ犬だって。
人間って愛情表現が下手ですよね。
それに比べ、犬(ペット)は全力で家族を愛してくれる。
親が子を思う気持ちはいつだって一方通行で・・・・
それが当たり前だと解っていても・・・
自分があの世に行ってからも霊になって子供達を見守りたい・・・
そんなお父さんやお母さんへ・・・・
是非、私が考えた名案を試してみて下さい・・・
絶大なるペットの愛の力を信じて・・・
現在は、元気で愛くるしいサチなのですが、
いずれ訪れるであるだろう彼との別れの日に怯える毎日なのです
彼が天国へ旅立った後にもサチの息つかいを感じられるような形見を残しておきたい
そう考え15歳の誕生日にカットした体毛を綺麗なアクセサリーに加工してお守りにしようと思います。
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