不登校のピンチをチャンスに変える方法

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社会

夏休みが終わり2学期が始まってから急にお子さんが学校へ行きたがらなくなって困っている。
そんな親御さんって結構いらっしゃるのではないでしょうか?
多くのお母さん達にとっては、さぞかし心配で胸が締め付けられる思いをされている事と思います。
そんな時、我が子を無理して学校へ行かせようとしていませんか?
ここは焦らずお子さんのことを優しく見守って行くことが肝心ではないでしょうか?
苦しむ我が子を観るのは親としては大変苦しいものです。
だからこそ、親としての子供の「不登校への理解」を正しく持つことが求められます。
以下に、私の経験談も交えて解決策を御提案したいと思います。
きっと、お子さんの今後の長い人生に役立ちヒントになると思いますので是非読んでみて下さい。

子供の不登校に対する初期対応

答えないかもですが子供が学校に行けなくなった理由を勇気をもって先ずは直接聞き出してみましょう

理由も聞かずに朝になったら「学校に遅れるよ」と無理矢理に我が子起こそうとしていませんか?

親が「子供の不登校」という問題から眼をそらして苛立っている事を悟られてはいけないのです。

子供なりに精一杯戦っているのですから例え気付いたとしても素知らぬ振りを通したらいいのです。

親が不安を抱いているのが解ると必死に耐えている子供は更に焦りを募らせるばかりです。

明確にいじめられていると子供が訴える以外なら親は静観し時の流れるのを待つべきです。

多くの場合、子供自身が不登校になったきっかけが上手く説明できないものです。

ですから、親があれこれと慌てるのではなく平静を装って子供からの反応を静かに待つことです。

そして、学校に行けない事 イコール 悪いことだと子供に考えさせないようにしましょう。

そして、子供には知られないようにして担任の先生から情報を聴いてみましょう。

不登校から引き籠もりにならないように

暫く様子をみても登校できないようでしたら出来るだけ一緒に外へ連れ出してみましょう。

又は、お母さんと一緒に御飯を作ったり、部屋の掃除をさせてみましょう。

休日になったら、お父さんもお爺ちゃんやお婆ちゃんなど家族全員で遊びに出掛けましょう。

保護者が出来る限りお子さんと関わって独りで何もしない時間を極力作らせないようにしましょう。

お子さんが高校生以上であればアルバイトなどをさせてみたらいかがでしょう?

一日3時間とか、一日おきだとか。

アルバイトが抵抗あるならば、習い事に行かせてみましょう。

とにかく学校以外の人達との交流が出来る場所に行かせることが目的です。

笑顔で家族会議をしてみよう

不登校になってしまった原因はそもそも何なのだろう?

・いじめを受けた、からかわれた
・先生が嫌いだ
・対人恐怖症気味で上手く友達とコミュニケーションがとれない
・勉強や運動がクラスメートに比べ劣っている

と原因は上の4つくらいではないでしょうか?

お子さん自身は、一生懸命にこれらの劣等感を感じながら、それでも「学校へ行かなければ」と傷つきながらも我慢に我慢を重ねてついには力尽きてしまったのでしょう。
そもそも学校って所は閉鎖的で息苦しいものです。
様々な規範が存在する独特の場所であると思います。
生真面目なお子さんほどストレスを感じ、その独特な規範を守ろうとして壊れてしまうのです。
親御さんも一緒になって「学校へ行くこと」だけが正しいことだとお子さんを責めてはいけません。
お父さんお母さんこそが、「学校って嫌な場所だよね、私達も出来ることなら行きたくなかったよ」と
共感して問題と向き合うことが大切になるのではないでしょうか。
子供の不登校の問題に両親が真摯に向き合う事が大切です。
母親だけが向き合っても駄目なのです。父親も一緒になって真剣に話し合いましょう。
話し合うのに大切なのは暗くネガティブにならないことです。
明るくポジティブに食卓を囲んで話し合いましょう。
子供だから大人の世界のことは解らないだろうと言わずお父さんも自分を曝け出してみましょう。
時には、お父さんの弱いところや立派でないところも暴露してみたらいかがですか。

大事なのは引き籠もりに移行させないこと

私は、高校1年で部活動を辞めさらには不登校になりました。

それでも何とか休みがちではありましたがギリギリで卒業は出来ました。

私の家庭は祖父母も両親も教師をしていて、幼稚園の頃から「お前は大学へ行くのだ」と当たり前に言われて育てられて来ました。

不登校になった時、母親は私の顔もまともに見ることもなく寝坊している私の布団をめくるのです。

父親と言えば、知らない振りをして難しい顔をして新聞を見ているだけでした。

私は、学校で友達が出来ないので地元の中学の同級生とバイトを通じて遊び仲間になりました。

彼らのおかげで、引き籠もりにならなくて済みました。

彼らは高校に勉強に行っているわけではなく、卒業することが目的で適当に授業もふけていました。

彼らは、世間でいう不良でたばこを吸い夜遊びをしました。

私は、彼らと同じ年に高校を卒業し一年浪人して大学に受かりましたが結局1年で中退しました。









わたしからのアドバイス

・私の不登校からの振り返り

 厳格な両親の元で非常に真面目に育ってしまった私の性格が災いしたところが大きいのでしょう。

 もうちょっといい加減なくらいの性格であれば不登校になるまで自分を追い詰めなかったのでは。

 私の不登校で両親は大変なショックを受け適切な対応が出来なかったのではと思います。

 不良仲間と遊ぶ事で学校以外の私の居場所が出来て引き籠もりにならなくて済みました。

 不登校 → 引き籠もり になるケースが非常に多いなかで 結果として  私は

 大学在学中に現在の妻と同棲中に子供を授かり、つまらない大学を中退し生活の為に必死に働くよう
 に なりました。現在は、私の子供達は3人とも教師になって活躍しています。

 

 

・ピンチをチャンス変える

話を不登校のお子さんをお持ちの御家族の皆さんにもどしましょう

現在の小学校・中学校・高校はお子さんの将来にとってそれ程大切なものでしょうか?

嫌がるお子さんを無理矢理学校に行かせることにどれだけの意味があるのでしょう?

親の理解がなく無理強いして不登校が引き籠もりに変わることの方が余程心配になります。

自立して生活するための手段の一つが学校であると私は思います。

それが本末転倒して「学校へいかせなければ」になってはいけません。

現在の日本の状況を考えると「良い大学」→「大企業」ばかりが成功の道ではないのです。

理由は終身雇用が崩れているというだけではなくて 

社会全体の良いとされている規範事態があやしくなってきていると思いませんか?

学校のカリキュラムにしても大学に受かる為の従来のものでは対応出来ないのではと思います。

例えば、学校へ行かないという選択をあえてしてオンラインで勉強をするというのもいいですね。

そもそも対人関係で悩むということが全くなくなります。

無駄に、消耗することなく確実に生活するだけの能力を身につけられるのではないでしょうか?

不登校になる人の性格は非常に真面目で勤勉だという事を思い返してみて下さい。
そんな真面目で素直な人が一生懸命生活に直結する勉強を始めたら成功出来そうですよね。

少しだけ、視点を変えてみるというか固定観念を変えてみる必要性があると思いますよ。

「学校に通う」ことは生活するための能力を得る為の一つの手段であることには間違いないのですが
絶対条件ではなく、逆に生活力に直結する有効な手段はオンラインに無数に存在するのです。
とりあえず、社会で需要のある「プログラマー」あたりを目指すのはいかがでしょう?
オンラインスクールで学び、解らないことは ユーチューブやチャットGPTなどで調べれば独学で充分に技術を習得出来る世の中なのです。
真面目過ぎて不登校になってしまったあなただからこそチャンスがそこに転がっているのです。 

(学びの一歩はこちらから)

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