学校嫌いな中・高生に読ませたい一冊

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社会

わたしが学校に行きたくないと思い始めたのはいつの頃だっただろうかと考えています。
中二の頃までは、確か学校に行くのが楽しかったような気がします。
中三になった頃から、何だか周りの同級生達がざわつき始めたような気がします。
成績の良い悪いで進路が振り分けられる頃に同級生達の心が揺れ始めたのだと思います。
成績の悪い者達は劣等感を抱き、自分が自分であろうとしてもがき始めたからだと思います。
そして私は高校に入学すると同時に学校に行くのが嫌になりました。
みなさんはどうでしょうか?私と同じような悩みを抱えた方々も多いとおもいますが。
そんな苦しい思いをされていらっしゃる中・高生の皆さん方に是非読んで頂きたい小説を紹介します。
みなさんは今が瀬戸際で今を乗り越えたら必ず楽しい未来が待っているのです。
兎に角、ここは一つあなた方の考え方を変えて辛抱することが大切です。
どうか、私のブログがあなた方の明るい将来に少しでも手助けになったらと思います。

学校生活が全てではない

中学校や高校生活に於いて「スクールカースト」というものは確実に存在するものですよね。
そういう中で、きっとスクールカーストの上位に属する者達にとっての学校生活は楽しいのでしょう。
一方、スクールカーストの下位に属する者達にとって学校は居心地の悪いものになるのは明白です。
もっと言えば、中間層の者達でさえ決して心から楽しめているわけではないのが実情でしょう。
はっきり言ってスクールカースト上位10%の人間だけが思い通りに過ごせているといえるでしょう。
そして、そんな彼らですら卒業して社会人になれば学生時代のアドバンテージはゼロになり、世の中の荒波に揉まれやがて多くは輝きを失っていくものなのです。
彼らの多くが学生時代の輝きを失うのにはいくつかの理由があります。
スクールカースト上位の者達に共通する事柄を考えると、一つは親の経済力があること。
二つ目は、成績は悪くはないがトップクラスではない。ガリ勉は格好悪いという理由からですね
三つ目としては、流行に敏感でおしゃれで格好いいということでしょうか。
それでもやがては、学校内で威張れても社会に出て自分の力で稼ぐようになると強力なライバル達が現れ現実を知ることになり彼らにとっても挫折が待ち受けているということになります。


自立してからが本当の勝負

そもそも、学生時代というものは親の庇護の下で社会人になる為の準備期間であるということです。
そのことを多くの学生が忘れてしまっているか、特別に意識していないかのどちらかのようです。
どの様な立場の学生であろうとも自分自身の稼ぎで通学することは出来ないわけです。
例えば学内において人気者であったり、リーダーシップを発揮して王様やお姫様のように振る舞えたりしても、それは本人の実力ではなくて環境を整えてくれる親の援助のもとに成り立っているのです。
そういうことが学生には中々理解できないのは恐らくは学校教育の弊害なのかも知れません。
繰り返し言いますが、学校生活は社会人になるための準備期間であるということを忘れずに。
やがて社会人になれば否応なしに資本主義の世の中に一人孤独に放り出されることになるのです。
やがて多くのスクールカーストの王様は資本主義の世の中においては無一文の平民からのスタートになります。例外として資産家の御曹子というのはありますが彼らも学生時代とは違い苦労するはずです。

学校嫌いの理由を自ら考えてみよう

前記したように、学校が本当に楽しいと思える人間は恐らくは10%しかいないのです。
本当は、80%の人間が学校が嫌いだったりするかもしれないのです。
実のところ、嫌々ながらも周りに合わせて楽しく振る舞っているだけなのかもしれません。
そして10%の人間はスクールカーストの王様から虐めを受けて不登校になっているかもしれません。

皆さんは学校嫌いの理由をそれぞれ考えてみたでしょうか?

皆さんの答えを私なりに想像してみますと
1.先生が嫌い
2.同級生が嫌い
3.先輩あるいは後輩が嫌い
4.勉強が嫌い
5.体育の時間が嫌い

4と5以外は 殆ど対人関係が嫌だということが多いのではと思います。


嫌いの克服

学校嫌いの理由について項目別に考えてみましよう

4の勉強が嫌いについて・・・学校の勉強は社会に出て殆ど役に立たないので無視しましょう
              *進学する人は嫌いとは言っている場合ではありません

5の体育が嫌いについて・・・これも全く社会に出て役立つわけではないので無視しましょう

1.2.3の対人関係が嫌だについて・・・実はこれが非常に重要になるのではないかと私は考えます。
何故なら、卒業後も、何なら死ぬまで(人生最後の日まで)つきまとう課題であるからだと思います。

学校生活の意味は「社会人になるた為の準備期間である」と再三私は主張しています。
そして、学校生活の意味はそれ以上でもそれ以下でもないのです。
ゆえに勉強が嫌いでも、体育の時間が嫌いでも全くといって今後の人生には関係ないのです。

むしろ問題となるのは対人関係が嫌で学校へ行きたくないと考えているあなたなのです。
学校って何でこんなにも意味がなくて退屈でつまらないのだろう?
どうして、嫌な奴に調子を合わせて毎日作り笑いをしなきゃならないのだろう?

そんなあなたに対する私の答えは「それが学校へ行く本当の意味だよ」ということです。

スクールカーストの王様となり苦労知らずで人生の荒波に揉まれるのか、それとも苦しみの中から対人関係の基礎を学びこれからの人生のスタート地点に着くかのが良いかは今後のあなた次第です。

今が、兎に角大変でやっとの思いで学校に行っているあなたへ

当たり前ですが卒業後の人生はもっともっと長いのです

でも今がきっとあなたにとって一番苦しい時期でもあると思うのですが

少しだけ視野を広げて色々と未来を想像してみるのも良いのではないでしょうか。

そんなあなたに私からのお薦めの小説を一冊御紹介させて下さい。

「わたしたちに翼はいらない」 寺地はるな著 新潮社出版







学校嫌いで、やっとの思いで学生生活を送られているあなたへ


この本を騙されたと思って読んでみて下さい


きっと心が軽くなり、今威張っていられるいじめっ子達が可愛そうに思えたり


何年か後には、自分だって理想の自分に変わることが出来るかもと思えたり


今自分に出来ることを懸命に頑張ってみようと思えたりするかもしれませんよ







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