性に奔放な女性がリードする恋愛

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社会

最近、特に恋愛に対して臆病になっている男性が増えていると思います。
また、不倫をする芸能人に対しては手厳しい社会的制裁が容赦なく浴びせられます。
性加害問題なんかもジェンダーの垣根を越えて色々と報道されていますね。
益々、恋愛に関するネガティブな感情が高まるばかりです。
私は、男女間の恋愛感情しか興味がない人間なので今回はそちらの分野で書いてみようと思います。
男女間の恋愛に関しては、男女どちらか一方がイニシアティブをもってリードするのが一般的です。
特に、近頃では女性がイニシアティブをもってリードする方が恋愛に発展し易いのではと思います。
なぜなら、男性にとって恋愛はとてもリスキーに感じてしまうからではないでしょうか。
性行為に及ぶ際の同意の在り方ひとつをとっても男性の方が圧倒的に不利なのではと思います。
昔から、女性が選んだ男性を自分に繋げとめる為の手段として体を捧げるという説が存在します。
しかし、本当のところはどうなのでしょう?女性の性欲の強さってどうなの?
世の男性にとって、女性の性に対する意識は大変興味があるところですよね。
そんな切実な男性の疑問に答えてくれる書籍を見つけたので二冊の本を御紹介しますね。
男性諸君、普段から仲良くしてくれる女友達に聞きたくてもそんなこと絶対に聞けませんよね?
そんなことストレートに聞いたら、それだけでセクハラ男呼ばわりされたりして。
「普段から本なんか読む習慣なんかないよ」という貴男も是非読んでみて下さいね。
2冊とも小説ではありますが、ノンフィクションに限りなく近いのではと私は思います。
女心が理解できない男性の方は是非参考にして積極的に恋愛をしましょうね。


タイトル「J] 作者「延江浩」 幻冬舎

Jというのはイニシャルで瀬戸内寂聴さんのことです。
一昨年に99歳で亡くなられた余りにも有名なお方のノンフィクションをもとに書かれて小説です。
彼女が85歳の時に37歳のビジネスマンの男性と実際にした恋愛をもとに描かれています。
寂聴さんは、もともと小説家であり数多くの文学賞を受賞されています。私生活においては恋愛に対して自由奔放で、不倫をしたり育児放棄をしたりと現代では決して受け入れて貰えないような人でした。
後に、お坊さんとなり苦しむ人々に説法をして心の拠り所となり多くの人の心を救いました。
そんな破天荒な寂聴さんをモデルにした「J]という小説。作者の延江浩さんは事実をもとに
ノンフィクションにすると単なる暴露本になるので、あえて想像で肉ずけして小説化したと言います。
特異な人物の恋愛観だと考えないで、きっと全ての女性に共通する何かが存在すると考えて熟読する価値はあるのだと思います。彼女は女性の全てをさらけ出して精一杯生き抜いたのだと思います。

タイトル「疼くひと」作者「松井久子」中央公論新社

こちらは、先ほどの「J]がノンフィクションに限りなく近い小説なのに対しては完全にフィクションといえるのではないのかなあと思います。
しかしながら70歳台の女性の恋という設定も似ていますし、完全に小説であるということでより表現が生々しく女性の性欲の強さを改めて感じさせられたように思います。
作者の松井久子さんは、「女のままでいたい、たとえどんなに孤独でも」と言っています。
これをどんな風に解釈するべきなのか?
年甲斐もなく恋愛をすることが異端で結果として孤独に至らしめるということなのでしょうか?
先ほどの「J」は男性の作者から見た「性に奔放な女性」を描いているのに対して、この「疼くひと」は紛れもなく作者の松井久子さんが女性の目線で「性に奔放な女性」を描いています。
とにかく女心の理解できない男性は読むべきではないでしょうか?
「疼くひと」に続く「最後のひと」も是非併せてお薦めです。



まとめ

2冊の「性に奔放な女性」を描いた小説をご紹介しました。
図らずとも、2冊ともに高齢女性の心模様を映し出した作品になりました。
しかし、2作品とも全ての年代の女性に対しても参考になるのではないかと思います。
何故なら、精神的に成熟した大人の女性の心情が赤裸々に表現されているからです。

普段、読書をしない貴男へ。
女性と上手に交際したいと考えている貴男へ。
100年に一度の猛暑も終わりに近くなり、読書の秋が始まろうとしています。
女性の深層心理を知りたい貴男へ、せめてこの2冊位は読んでみましょうよ。
女性に対して躊躇っている貴男へ、心淋しい秋の訪れに気になる女性にアタックしてみましょう。






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